⚠️ネタバレ注意⚠️
各章の終わりに添えられる、主人公「私」のコメント。
当記事ではそれを全て掲載しています。
ゲーム内の表記・改行に従って記述しています。
オープニング〜第一章・貝の火
貝の火を手に入れた私は、とりあえずイーハトーヴォ市街地へもどることにした。
第二章・カイロ団長
このじけんのあと、 カイロ団長のみせはひょんなことからひょうばんをおとし、
あっさりとつぶれてしまった。
よわい者から金をまきあげるような者には、
いつもなにかのむくいがあるものだ。
いま、カイロ団長は心をいれかえ、
がいこくでカクテルつくりのしゅぎょうをしているらしい。
第三章・虔十公園林
スギの苗は
すこしずつおおきくなり、
やがてちいさいながら
まっすぐなスギの木にそだった。
そしてそこはいつしか
人々のいこいのばしょになり、
虔十のうえたスギのなみきは、
もちぬしのなまえをとって
ーけんじゅうこうえんりんー
となづけられた。
ちいさなスギの木がならぶ
そのばしょは、
いつまでもみんなに
あいされたという。
第四章・土神と狐
キツネはウソをついて
じぶんをよくみせようとしていた。
そのウソゆえに、
土神にころされてしまうとは
おもいもよらずに……
ウソをつくのは、
なにもキツネだけではない。
そしてウソをつく者はいつも
じぶんのウソにくるしむものだ。
ぼうぜんとたちつくしている
樺の木をのこして、
私は土神の森をあとにした。
第五章・グスコーブドリの伝記
カルボナード島がばくはつし、
きおんは日ましに
じょうしょうしていった。
イーハトーヴォの街や村も
しずけさをとりもどし、
人々はへいおんな日々をとりもどした。
そのとしの秋、イーハトーヴォは
れいねんいじょうのほうさくに
めぐまれたという。
第六章・オツベルと象
お金もうけにむちゅうになった
オツベルは、象にたおされた。
いつのじだいも、
たにんをかえりみない者が
長くさかえたためしはない。
しかし、オツベルのような者が
いなくなることもまた、ありえない。
とにかく、象たちは森へかえり、 にどと人間のまえには
そのすがたをあらわさなかったという。
第七章・セロ弾きのゴーシュ
あるはれた秋の日、
ひきなれたセロをあいぼうに、
ゴーシュがとつぜんたびにでた。
そのいきさきはだれもしらない。
第八章・雪渡り
キツネ村のキツネたちは、
しょうじきだった。
いつか、人間と動物が もっとなかよくくらせる日が
おとずれますように……
私は、
しろいゆきを
ふみしめながら、
ゆきわたりの村をあとにした。