ハンドルネーム:詰草あきか(つめくさ・あきか)
性別:女性
居住地:関西
熱心な宮沢賢治ファンだった時期があった人。
「イーハトーヴォ物語」は2003年に購入・プレイ、初プレイは延べ6時間でエンディング到達。
このソフト1本のためにスーファミ本体を大事に取っております。
賢治に関わった女性に着せられた汚名を晴らす活動も2005年から(休止期間を経て)細々やっていたりもするので、ご興味があればこちらもよろしくお願いします。
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管理人と「イーハトーヴォ物語」
ここでは管理人・詰草あきかの「イーハトーヴォ物語」との出会いや感想などを取り留めなく綴って参りたいと思います。
よろしかったらお付き合いください。
「イーハトーヴォ物語」がリリースされた1993年当時、テレビゲーム好きの若者だった私は当ゲームの存在自体は当時読んでいたゲーム雑誌を通じて知っていました。
しかし当時は前年にリリースされた「ドラゴンクエスト5」や「ファイナルファンタジー5」に熱中しており、また宮沢賢治に対してそこまで興味がなかったこともあったので、当ゲームに対しての認識は「珍しいけど、そういったものもあるだろうな」程度でした。
それから10年後の2003年春。
私の中で「宮沢賢治ブーム」が巻き起こったのです。
作品だけでなく作家研究の書籍まで買い集め、果ては花巻市まで「聖地巡礼」に行くほどの熱中ぶりでした。
そんな時にふと思い出したのが当ゲーム。
思い出した途端に興味が噴き出し、ネットサービス「EasySeek(楽天ラクマの前身)」を通じて中古品を購入しました。
タイトルは知っていてもゲームの内容までは知らず、インターネットの海を彷徨っても知ることはできず、一体どういった内容なのかとドキドキしながらソフトを起動。
まずタイトル画面BGMの「イーハトーヴォ賛歌」に鳥肌が立ちました。
内容も「賢治童話の世界を体験している」ことが本当に楽しくて、中断するタイミングをなかなか見つけられないほどでした。
ただ、これは私が賢治ファンであるからこそ感じたことなのかもしれません。
そして賢治ファンとしてもこのゲームは9700円という定価に見合うほどのボリュームではないと感じます。
(前年に出ているドラクエ5、同年に出ているドラクエ1・2より高いんですね、このソフト…)
この頃のスーパーファミコンソフトはこのくらいの価格が普通だったとはいえ、賢治ファンとしても定価で買ったらちょっとがっかりしたと思います。
スマートフォンアプリ・Steam・Nintendo Switchダウンロード専売ソフトの無課金プレイ・体験版という形で気軽にプレイでき、またゲームが多様化している現代なら「癒やし系ゲーム」としてもう少し注目されていたんじゃないかな、と考えてしまいます。
現在「イーハトーヴォ物語」の権利関係がどうなっているのか、再リリースの希望はあるのかは分かりませんが、スマホ・パソコン・Switchで「イーハトーヴォ物語」をプレイできる日が来ることを願っております。
そしてその時が来たら、当サイトを是非ご活用くださいませ。
余談ですが、賢治は別のゲームにキャラクターとして出演していますね。
「文豪とアルケミスト」というブラウザゲームなのですが彼の姿はほとんど別人。
「ショタ」という言葉が浮かんでしまうような可愛らしい少年になっていて、個人的に「これはちょっと…」と思っております(無論プレイの意志もなし)